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ExoSparkler Exosome Protein Labeling Kit-Deep Red
ExoSparkler Exosome Protein Labeling Kit-Deep Red
- ラベル化剤
エクソソーム タンパク質蛍光染色キット Deep Red
- 細胞外で凝集せず、より正確な動態を観察できる
- 本キットだけで蛍光標識から精製まで可能
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製品コードEX06 ExoSparkler Exosome Protein Labeling Kit-Deep Red
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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5 samples | ¥20,000 | 344-09711 |
※ 精製済エクソソーム(超遠心法)として、タンパク質:1-10 µg/sample、粒子数:10-100×108個/sample
5 samples | ・Protein Dye-Deep Red ・Filtration tube |
×1 ×5 |
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- ご購入方法
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マニュアル
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取扱説明書 日本語
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取扱説明書 English
技術情報
このキットだけで蛍光標識から精製まで
ExoSparkler シリーズは、エクソソームの標識に最適化したプロトコルに加え、蛍光標識後の未反応色素を除去できるフィルトレーションチューブを同梱しているため、簡単な操作で蛍光標識エクソソームを調製できます。
精製手法(未反応色素の除去)の比較
ExoSparklarシリーズで未反応色素の除去に使用しているフィルトレーションチューブは、同用途で従来から用いられているゲルろ過法と比較して、高い回収率でエクソソームを精製することが可能です。
回収率※ | |
フィルトレーションチューブ(本キット) | 50% 程度 |
ゲルろ過法 | 10% 程度 |
※ 小社での実施例:精製前後のエクソソーム粒子数をNTA(ナノ粒子トラッキング解析)で比較 |
フィルトレーションチューブを用いた精製の有効性確認の蛍光画像をよくある質問:標識後の精製操作でフィルターは着色していますが、未反応の色素は分離できていますか?に掲載しています。
技術や使用製品に関する補足
技術情報のデータは京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻 秋吉一成先生のご支援のもと取得いたしました。 |
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細胞外小胞、エクソソームの特性と機能
小社季刊冊子「DojinNews vol.169」に執筆いただいた記事を掲載しています。
よくある質問
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Q
推奨されるエクソソームの精製法はありますか?
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A
超遠心法での精製を推奨しておりますが、免疫沈降法や磁気ビーズで精製したエクソソームの染色実績もございます。
なお、ポリマー沈殿法で精製したエクソソームは下記の理由により、残存するポリマーの影響を受けるため、本キットでの染色はできません。
1)未反応色素の精製工程で使用するフィルトレーションチューブにポリマーがつまり、精製できなくなる可能性がございます。
2)ポリマーがエクソソームと相互作用し、エクソソームの膜電位が変わる可能性がございます。膜電位が変わると、細胞取り込みアッセイに標識エクソソームを使用する場合、細胞内動態が変化する恐れがございます。
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Q
標識後の精製操作でフィルターは着色していますが、未反応の色素は分離できていますか?
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A
未反応の色素はフィルターに保持されるために着色が見られますが、小社では以下の実験でフィルター上の回収物に未反応色素が含まれないことを確認しております。
<実験条件>
超遠心法で精製した ①エクソソーム(タンパク質量として10 µg)のバッファー溶液 または ②バッファーのみ を各キットのプロトコルに従って染色操作したのち、得られた回収物をHeLa細胞(1.25×104 cells)に添加して、4時間後の蛍光画像を観察しました。結果として、バッファーのみで得られた回収物は細胞へ添加しても蛍光輝点が観察されず、回収物に未反応の色素が残っていないことを確認しました。
①エクソソーム+バッファーをキットで処理した場合
細胞へ添加後(4h)の蛍光画像
②バッファーのみをキットで処理した場合
細胞へ添加後(4h)の蛍光画像
■ 検出条件
Green:Ex 488 nm / Em 490 – 540 nm
Red :Ex 561 nm / Em 570 – 640 nm
Deep Red:Ex 640 nm / Em 640 – 760 nm
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Q
染色後のエクソソームは保存できますか。
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A
染色後のエクソソームの保存は推奨しておりません。
エクソソームの染色後はできるだけ早く実験にご使用ください。
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Q
エクソソームの取込実験で使用実績のある培地を教えてください。
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A
小社では染色後のエクソソームを用いた細胞への取り込み実験において、
MEM(Minimum Essential Medium)ならびにDMEM(Dulbecco's Modified Eagle's Medium)での実績がございます。なお、ExoSparklerシリーズは血清含有培地中での取込実験に最適化しているため、
無血清培地中で使用することはお勧めできません。
取扱条件
1.保存条件:冷蔵、2.吸湿注意 |
関連製品
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